スポンジ・インプラント

かつての手法だったスポンジ・インプラントによる豊胸術を受けた女性のほとんどが結果に満足していたようですが、アイバロンなどの合成スポンジはその後もさまざまなトラブルを引き起こしました。

最も多いトラブルは硬化です。

時間がたつにつれて、胸部の組織がスポンジの周辺で収縮をおこし、しかも組織がスポンジの気孔を通してスポンジ内部に浸透してしまいます。

こうなると、スポンジの摘出は不可能とはいわないまでもひどく困難になり、ときには大きな傷や変形のもとになってしまいます。

そのため、外科医たちは技術開発によりいっそう熱心になりました。

液状シリコンの注入による豊胸術はその初期から、おもにもぐり医者が手がけてきたため、起源はよくわかっていません。

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